『ムーランルージュ』玉川大学芸術学部パフォーミングアーツ学科2017春演劇公演 特設HP
玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科2017年度春学期演劇公演は、
庶民の生活を描き続けた劇作家、斎藤憐の『ムーランルージュ』に挑戦します。
敗戦直後の物は足りなくとも、自由を謳歌できるようになった時代。
そこに生きる人々を、若さ溢れるエネルギーで表現します。
あらすじ
空襲によって焼け野原となった新宿に、ポツンと立っている赤い風車が目印のレヴュー劇場「ムーランルージュ新宿座」。
戦後の日本は生きることで必死だった。満足に食べるものも、着るものもない。そんな時代でも、舞台の上には、笑顔で明るい役者たちが立ち、客席には多くの人が集まってくる。
「どんなに辛いことがあっても舞台に出ればニッコリ笑って歌うの。」
戦争を生き延びた人々が劇場に集まる理由は…何のために舞台に立つのか…。
小さな芝居小屋を取り巻く人々を描いた群像劇。
実験的なスタジオの使い方!
お客様に当時のレヴュー劇場の雰囲気を肌で感じていただくため、演劇スタジオの使い方を工夫します。常設されている客席を収納し、ステージ側に客席を設けます。そのため、劇場構造や、バックステージの様子も客席から見ることができます。普段は見ることの出来ない部分まで見せる、意欲作です。
歌あり、ダンスあり、生演奏ありのパフォーミング・アーツ学科らしい作品!
パフォーミング・アーツ学科で学べる、演劇、舞踊、音楽すべての要素を取り入れた作品です。先生方の指導を受けながら、編曲や振付も、学生が挑戦します。学生同士で知恵を出しあい、持てる力を尽くして創作活動に励んでいます。
様々な授業で学んだことや、今までの各々の経験を活かして、一つの作品に結集させます。